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第30回ベクトルセミナー「交通事故のリスクと対策」 開催しました! - 2019.01.04(金)

講師:一般社団法人ベクトル専門家
深村 真人 弁護士(北広島法律事務所 代表)
 
11月19日(月)18時から恵庭商工会議所 中会議室にて開催し、23名の受講者にきていただきました。
 
今回のセミナーは経営者の方はもちろん、個人的にも気になる交通事故のリスクと対策について深村弁護士に詳しく解説していただきました。
 
まず交通事故を起こした際に負う責任として…
1.刑事責任(法律で罰を定めている)
2.行政処分(免許取消や停止処分等、点数制度)
3.民事責任(物損、人身損害についての損害賠償責任)
以上が挙げられる。
 
交通事故における民事責任として…
1.不法行為
2.自動車損害賠償保障法(運行供用者責任、自動車損害賠償責任保険)
3.使用者責任(従業員が仕事上のミスで第三者に損害を与えてしまった場合、損害に対する直接的な加害者でない雇用主がその損害賠償責任を負う制度)
2の運行供用者責任とは自動車の運転及び走行をコントロールできる立場にある人、自動車の運行から利益を受けている人)
従業員の事故で雇用主も責任を負うか(社用車)では業務中の運転はもちろん、無断(私用)で社用車使用した場合でも最高裁の事例を挙げて雇用主が責任を免れることは難しいそうです。
 
対策として社用車を使用するためのルール作成と周知、使用頻度の見直し(私用や就業時間外の利用禁止等)車両整備・任意保険加入の管理等の整備が必要と専門家ならではの視点で具体的に述べていただきました。
自家用車運転中の事故の場合は、雇用主の関与の内容・程度により最高裁の判決が異なり、ケースバイケースのようです。
 
次に損害の算定方法は財産的損害(被害者が被った経済的不利益)と精神的損害(被害者の感じた苦痛・不快感)があり、実際あった高額算定事例を具体的に解説していただきました。
 
最後に自動車保険の確認では加害者を被保険者とする保険(責任保険)と被害者を被保険者とする保険(傷害保険)をわかりやすくご教示いただきました。
最近は任意保険に未加入の車両も多いそうです。深村弁護士の講義をお聞きし自分の加入している保険を再確認しようと思われた受講者も多かったのではないでしょうか。弁護士特約というオプションがあるので加入しておくと安心とのことでした。
 
質疑応答では相手が無保険車の場合は?等質問が多数あり、交通事故対策セミナーの関心度の高さがうかがえました。