HOME > ニュース > セミナー > ベクトル相続セミナー「何が変わった?何が変わる?遺言書」 開催しました!

ベクトル相続セミナー「何が変わった?何が変わる?遺言書」 開催しました! - 2020.01.10(金)

講師:一般社団法人ベクトル専門家
舟田 敬(舟田たかし司法書士事務所 代表)
 
 
12月13日(金)10時から北広島第二住区集会所て開催し、約17名の受講者にきていただきました。
 
今回は前回(2017年5月)の相続セミナーを、また是非とのオファーを自治会代表の佐野様からいただき開催の運びとなりました。2019年1月法改正があり、前回と変更になった点および、今年の7月の法改正予定事項を中心とし専門家の舟田司法書士にわかりやすく解説していただきました。
 
まず2019年1月改正で変更になった点は自筆証書遺言の形式が一部緩和され、以前は全文手書きが必須でしたが、本文以外の財産目録をパソコンで作成できるようになり、手書きで書く手間が省けることになりました。パソコン作成が難しければ、登記簿や通帳のコピーでも別紙財産目録として利用でき、法改正前よりも作成しやすくなりました。
 
次に今年7月改正事項は自己の住所地・本籍地・不動産所在地のいずれかの法務局に自筆証書の保管申請ができるようになる点です。それに伴い保管申請の際に遺言書の形式の確認をするので家庭裁判所での検認が不要になる予定です。法務局に手数料(金額は未定)を支払わなければいけませんが、公正証書遺言を公証役場に預ける際の手数料より安価になるようです。近隣に法務局がある方には朗報です。
 
ご質問にもあった遺言書の作成が必要な人は?相続人がいない人、相続人が兄弟姉妹である人、子供が二人以上(配偶者の意見もでてくる)いる人は考えた方がいいと専門家ならではの視点で述べていました。大きめの声でゆっくりと話しをされ聞き取りやすいと感じた受講者が多かったのではないでしょうか。舟田司法書士が親戚の方の相続手続きを行った際の経験談を交え、遺言執行者の重要性や注意事項も詳しくご説明いただきました。講義の途中でのご質問も多数あり、相続セミナーの関心度の高さがうかがえました。あと遺産が少額なので揉めないとおっしゃる方がいますが、1,000万以下の調停成立件数は32%、加えて5,000万以下で44%、合わせて76%が5,000万円以下で調停まで進んでしまっている現状を少ない遺産でも揉めてるケースが多く過信せず、遺言書作成の検討をした方がよいとアドバイスされていました。
 
最後の質疑応答は盛んに行われ、今までの相続セミナーの中で一番ご質問の挙手がありました。自筆証書遺言の訂正方法や配偶者・子供がいない場合の法定相続人は親?兄弟姉妹?等、各々普段疑問に感じていることを専門家に直にお聞きできるので真剣に耳を傾けていました。遺言書作成の様々な疑問を解消していただけた内容だったと強く感じました。