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きたひろしまカレッジ「知って得する!❝ねんきん❞のイロハ」開催しました! - 2020.02.19(水)

講師:一般社団法人ベクトル専門家
宮崎 好司 社労士(宮崎こうじ社会保険労務士事務所 代表)

北広島商工会主催のきたひろしまカレッジとして開講し、2月7日(金)10時から北広島事務所にて10名の受講者(北広島市民)にきていただきました。厳寒期で足元が悪いなかお集まりいただきありがとうございました。

「年金」の中には、国で行っているもの、企業で行っているもの、民間で行っているものなどがあります。
今回は、国の制度としての年金(公的年金)についてベクトル専門家の宮崎社労士に詳しく解説していただきました。

『1人1年金』
公的年金の中には、老後にもらえる「老齢年金」、病気やケガなどで生活に支障が出るときにもらえる「障害年金」、親や配偶者などの家族を亡くしたときにもらえる「遺族年金」の3種類があります。

老齢年金は、さらに老齢基礎年金(国民年金)と老齢厚生年金(厚生年金)にわかれます。国民年金は20歳から60歳までのすべての人が加入する年金で、会社員や公務員の方は、それに加えて厚生年金・共済年金にも加入しています。

そのほか、確定拠出年金、国民年金基金、付加年金など、希望して保険料を払えば、将来の年金額を増やせるという制度もいくつかあります。

これから受給予定の方からよく聞かれる疑問として…
・年金の繰上げ、繰下げはどちらが得なのか?
60歳に繰上げ受給した場合は76歳8ケ月で寿命が尽きればお得に、75歳まで繰下げ受給した場合は86歳10ケ月以上長生きするとお得にという結果になりました。何歳まで生きるかわかりませんが、健康状態やメリット、デメリットを考慮して決定した方がよいとアドバイスされていました。

・年金をもらいながら働くと年金カットがあるのか?
という疑問については現状60~65歳未満では年金と給与の合計額が28万を超えると超えた金額の半分が減額され、65歳以降は合計が47万円を超えると減額対象となる。65歳までは継続して働く場合が多いので注意してほしいと述べていました。

・60歳からでも将来の年金を増やすことができる?
基礎年金が480月未満の方は任意加入制度を活用し未納部分を支払うことことで年金に反映される。
あとは社会保険に加入して働くことで増額できるそうです。

これから受給予定の受講者が多く、「継続して働く場合、自分の年金が減額されるのか」「これから増額する方法はあるのか」「繰上げ、繰下げのメリット・デメリット」とまさに気になる疑問を直接、年金の専門家にお話しを聴けるので皆さん真剣にメモを取り耳を傾けていました。

ご自身のお父様の年金にまつわる経験談も交え、わかりやすく丁寧にお話しされていました。
その他、加給年金や寡婦加算、付加年金等、諸条件がありますが、年金を受給する前に知っておきたいお得情報も紹介していただき、受講者の皆様には参加してよかったと感じていただけたのではないでしょうか。

質疑応答も盛んに行われ、講義が終了した後も疑問点を尋ねる方が多数おり、「ねんきん」の関心度の高さがうかがえました。