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第6号 バックナンバー (更新日:2018/04/10)
- セミナー開催予告
- セミナーレポート
- 会員企業紹介 株式会社C・P・S
- 専門家コラム 裁量労働制の問題について(橘)
- 川合のこだわり経営実務 川合のこだわり経営実務役割分掌(職務分掌)制定が職務能力向上と業績向上につながる
- Topics トピックス労働条件通知書(雇用契約書)の見直しはお済ですか?
セミナー開催予告
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第23回ベクトルセミナー「税務調査がやってくる!?」~税務調査って何するの?税務調査のポイントは?~講師:一般社団法人ベクトル専門家
岩下 誠 税理士(あすか税理士法人 千歳事務所 取締役支店長)
・専門家しか知らない税務処理について詳しく解説します。開 催 要 領[日 時]
2018年4月23日(月)
セミナー 18:00~19:30
懇親会 19:45~21:45
[場 所] 恵庭商工会議所 税務研修室(恵庭市京町80)
[受講料] 3,000円(ベクトル会員は1,000円) 懇親会3,000円程度
[定 員] 30名
[申 込]
4月21日(土)までにTEL、FAX、メールにてお申し込みください。
メール. mail@vector.or.jp
( 一般社団法人ベクトル)
電話. 011-398-4117
(一般社団法人ベクトル)
FAX. 011-398-4117
(一般社団法人ベクトル)
[主 催]
一般社団法人ベクトル
ベクトルセミナー年間スケジュール
回 年/月 テ ーマ 22 3月29日
終了「良い会社作りの早道!!」
~自ら考え動く組織作りのために~
~補助金・助成金の賢い活用法~23 4月23日
終了「税務調査がやってくる!?」
~税務調査って何するの?税務調査のポイントは?~24 5月30日
終了「良い会社づくりの早道!!導入編」 25 6月25日
終了「事業承継・相続対策編」 26 7月27日
終了「良い会社づくりの早道」~職務分掌の定着編~ 27 8月27日 「事業承継入門」 28 9月18日 「事業承継実務のポイント」 29 10月22日 「クラウド会計マネーフォワードについて」(仮) 30 11月19日 「社員の交通事故対策について」(仮) 31 12月 「リノベーション」(仮) 32 12月 「異業種交流会」(仮)
セミナーレポート
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第22回ベクトルセミナー開催しました!
【テーマ】「良い会社作りの早道!!」
~自ら考え動く組織作りのために~
~補助金・助成金の賢い活用法~
講師:ベクトル一般会員 澤村 眞由美 氏(クリスタルライフ株式会社 代表取締役)
3月29日(木)18時から恵庭商工会議所 中会議室にて開催し、16名の受講者にきていただきました。
今回は「良い会社作りの早道!!」と題しまして二部構成で展開しました。
第一部は澤村氏から良い組織作りに欠かせない職務分掌について詳しく説明していただきました。
受講者の皆様に「良い会社」ってどんな会社かイメージしていただきました。続いて社員に辞めたいと言われ、その理由もイメージしていただきました。受講者が想像した理由と退職理由の本音と建前を比較し、実は本当の理由の多くは人間関係だったり、評価や人事制度への不満が原因であることを知り、中々本音が言えず別の理由に変えて退職していく現状に過去を振り返り、あの社員の退職理由はもしかして?とお心当たりがある受講者もいらっしゃったのではないでしょうか。この結果を踏まえ解決するにはどうしたらよいのか?その一歩となるのが「職務分掌の作成」であり、職場の問題(評価の公平化・人間関係等)解決の糸口となり、浸透していくと、“やりがい”やサブテーマである“自ら考え行動する”ようになり「TEAM」(信頼しあい、大きな目標に向かって皆で頑張る)として大きな力になると丁寧に解説していただきました。
最初にイメージした「良い会社」に近づけるためにも「職務分掌の作成」にはコツがあり、その他、会社規模や業種等に基づく必要があるので今回のセミナーを受講しただけでは作成することができないと講師の澤村氏。コツについては時間を要するので別のベクトルセミナーでご紹介したいと考えておられるそうです。
落ち着いた雰囲気と優しい語り口に引き込まれ、受講者の皆様は熱心に耳を傾けていらっしゃいました。
第二部は宮崎社労士から新年度の補助金・助成金について詳しく説明していただきました。
主だった補助金・助成金を4つ紹介し、それぞれの特徴や時期・予算枠を専門家ならではの視点で丁寧に解説していただきました。また補助金・助成金の効果的な活用を3つ挙げ、最終的には「良い会社作り」に繋げるためにも重要と。補助金・助成金によっては各種書類(事業計画や就業規則等)の提出が必要なので、不備のある書類は今からすぐ整備するようアドバイスしていただきました。申請をお考えの方は是非ご相談ください!と、にこやかに宣伝し、加えてご自身の社労士事務所とベクトルのPRもしていただきました。
受講者の皆様はご自身の会社のニーズに合った補助金・助成金を知るキッカケになったのではないでしょうか。
今回は重要な部分を空白にし、受講者の方に直接ご記入いただき、より深くご理解いただけるようにいたしました。
講義後の質疑応答も盛んに行われ、役割分掌および補助金・助成金セミナーの関心度の高さがうかがえました。
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第21回ベクトルセミナー開催しました!
【テーマ】『「今日から無期で働きます」と言われても大丈夫ですか?』
講師:ベクトル専門家 深村 真人弁護士(北広島法律事務所 代表)
ベクトル専門家 宮崎 好司社労士(宮崎こうじ社会保険労務士事務所 代表)
2月27日(火)18時から恵庭商工会議所 税務研修室にて開催し、9名の受講者にきていただきました。
まず深村弁護士から「有期労働契約の保護」について法律により定められている労働契約の終了事由(合意解約・定年制・辞職・解雇・機関の満了)を丁寧に説明していただきました。
次に今回のテーマである改正労働契約法による有期労働契約者保護「無期転換ルール」について触れ、ほか雇止めで争われないためのポイントや不合理な労働条件の禁止を専門家の視点からわかりやすく解説していただきました。
宮崎社労士からは「無期転換ルール」の基本、そもそも有期と無期の違いと無期になるための条件、労働者自ら雇用者に申し出する必要がある等、事例を交えて説明していただきました。特に無期転換ルール対応における選択肢を踏まえ課題の抽出と対応整理は経営者の皆様はこれから早急に検討しなければならない事柄ではないでしょうか。
無期転換ルールにより雇用する側にもメリットがあることも触れ、キャリアアップ助成金(正社員化)は1回につき15人まで申請、1人57万円で優秀な人材を確保すると同時に助成金ももらえる制度だそうです。
講義後の質疑応答も盛んに行われ、「派遣社員で5年以上の場合は?」「リセット期間の仕組み」等、講師が丁寧に回答し無期転換ルールセミナーの関心度の高さがうかがえました。
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第20回ベクトルセミナー開催しました!
【テーマ】「大事なお金とりっぱぐれていませんか!?」
講師:ベクトル専門家 橘 功記 弁護士(たちばな法律事務所 代表)
1月29日(月)18時から恵庭商工会議所 税務研修室にて開催し、外は厳しい寒さの中15名の受講者にきていただきました。
テーマの「大事なお金」とは「債権」のことで取引先(相手)が倒産・自己破産したりすることは経営者の方なら一度は経験されたことがあると思います。
今回は「債権回収」のポイントを橘弁護士に講演していただきました。
まず、『債権回収』が困難になる原因4点を説明していただきました。そもそも債務者に返すお金が全くないことや証拠がない、消滅時効が成立してしまったなど様々な状況での債権回収の難しさを専門家ならではの視点で詳しく解説していただきました。
次に「債権回収」を確実にするためにはどうしたらよいのか、債務者の信用調査をしたり、証拠として書面の重要性(契約書)、消滅時効への対処の仕方を丁寧に説明していただき受講者の皆さんは真剣に耳を傾け、熱心にメモを取っていました。
では実際に債権回収を実行することになった場合、どういった手順で遂行したらよいのか、「内容証明郵便」の活用や発送時の注意事項、裁判手続になった場合の裁判の種類、其々の特徴を過去の事例を交え解説していただきました。
経営者としてもしもに備え知っておきたい債権回収の基礎知識をご教示いただき、今後の参考になったのではないでしょうか。
講義後の質疑応答も次々挙手があり、債権回収セミナーの関心度の高さがうかがえました。
会員企業紹介
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株式会社 C・P・S
■ 会社名、代表者名
株式会社C・P・S
代表取締役 小田 晃広
■ 会社情報
(WEBサイト) http://www.cps-net.biz/
(Facebook) https://www.facebook.com/cps.watz/
(Eメール) info@cps-net.biz
■ 業務内容
イス・ソファー布張り革張り家具洗浄
カーペット洗浄(ウール・シルクも可)
エアコン空調機器・換気システム分解洗浄
給水管(赤さび除去)・排水管洗浄
消臭・除菌・カビ除去清掃
空室・在宅ハウスクリーニング
MS・AP・商業施設日常巡回清掃
建物 定期清掃・臨時清掃
小規模内装工事
■ 企業理念
私たちは人との出会い、つながりを大切にし、世の中のお役に立つ心地良いきれいを創ります。
■ 自社PR
高級布張り・革張り イスソファー洗浄 カーペット洗浄が得意です。
道内唯一の洗浄方法、水分10%の泡洗浄システムで行ないます!
最小限に濡らすことで、乾燥が早く、今まで出来ないと云われていた高級素材(天然革・ウール・綿・麻・シルク)もきれいに仕上げることができます!
ペットの粗相や子供の食べこぼし、尿臭を消臭や除菌を行ない、血液やワインなどのシミも除去可できます。
アメリカで75年の歴史ある洗浄システムで行なう道内唯一の会社です。
専門家コラム
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◇裁量労働制の問題について◇
最近,国会で議論となっている「裁量労働制」の問題について気づいたことを,法律家の観点から一言意見を述べたいと思います。
私たち法律家の間では,法律の制定・改正については,具体的な立法事実が必要であるというのが一般的な理解です。「立法事実」というのは,その法律の制定・改正を必要とする事情ということです。つまり法律を作ったり,改正したりする場合には,その必要性を吟味して行うべきであるということです。医療の世界で用いられる「エビデンス」と同義といっていいかもしれません。
以前は,そのような観点から,立法の必要性を吟味して法律の作成が行われてきましたが,平成に入ってからは「立法事実」を精査することなく,新たな法律を制定したり,既存の法律を改正したりすることが多くなってきたように思います。その結果,法律の制定・改正の失敗が増加し,法律の改正が頻繁に行われるようになります。 法律家にとっては,極めて迷惑な結果となってくるのです。
そのような視点で,今回の「裁量労働制」の問題をみますと,いい加減な資料と根拠に基づき法改正が行われ,数年でまた改正の憂き目をみることにならないかが心配になってくるのです。
【専門家紹介】
橘 功記
弁護士/たちばな法律事務所 代表(札幌弁護士会所属)
みなさん、こんにちは。たちばな法律事務所の橘です。
日常の些細なアクシデントなどは気がつくと大きなトラブルに発展することがよくあります。
ほうっておいて後悔をするより、まずはご相談してください。
法律のプロが親身になって対応させていただきますので、
宜しくお願い致します。
川合のこだわり経営実務
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◇ 役割分掌(職務分掌)制定が職務能力向上と業績向上につながる
<自社に合った役割分掌(職務分掌)をつくること>
役割分掌(職務分掌)というものは、自社の体制に見合ったものでなければ正常に機能しないので、なるべくみんなが理解しやすいものにする必要があります。自社の特徴をよく考えて、社長が守ろうとすること、それぞれ役職員のレベルで求められていること(会社が求めていること)を明確にすることが大切となります。
そして、その中でも人事労務で目指すべきもっとも大切なことは、従業員の「処遇」について「透明性」を高めることです。中小企業では会計がどんぶり勘定的であるとともに、人事(処遇)も漠然としてよくわからないケースが多々あります。しかし、評価の基準がわかり、処遇が理解できるようになるということは、従業員にとって直接生活にかかわることであるとともに、「仕事でなにを目標としなければならないのか」が、見えてくるということなので、明確にしておくことが大事なのです。
<従業員ひとりひとりのことをよく知らなければならない>
従業員の管理で社長が心掛けるべきことは、従業員のひとりひとりに関心を持つことです。実際、従業員の信望を集めている経営者たちは、従業員のことを実によく知っています。当人の行っている仕事の内容はもちろんのこと、長所や短所、さらには奥さんや子供、両親のことまで知っていて、「上のお子さん今度学校だね」「お父さんの具合どう」とか、声をかけています。すぐれた経営者の方々はみんな、従業員に対する目配り・心配りが徹底しています。自分に関心をもってもらえば、嫌なはずはありませんし、ましてや相手が社長なのであれば、どんなにか嬉しいことでしょう。
<コミュニケーションとは従業員を知ること>
社長が従業員に対し目配り・心配りするということは、浪花節的行動ではなく、正しい部下とのコミュニケーションの形なのです。管理というと、とかくチェックシステムのようなことを考えがちですが、中小企業でなによりも大切なのは部下に対する目配りです。何かあったらというより、何か感じたり、気になったりしたら話しかけることです。こうしたことが、退職を防いだり事故を防いだりします。
逆に売上や資金繰りに追われて、従業員への目配りがなされないと、しばしば不祥事が発生するのは経営者ならおそらく体験していることでしょう。忙しくて、そんなことまで覚えられないと言わずに、従業員のことをなるべくたくさん知ることです。
それが、役職員の能力(やる気・仕事への誇り)力向上と業績(売上・利益)向上につながる重要なことだと認識すれば、たいていのことは我慢できるのではないでしょうか。
【専門家紹介】
川合 雅之
事業再生士 、1級ファイナンシャル・プランニング技能士 / (株)FPプロジェクトワン
株式会社FPプロジェクトワンは、昨今の総合的なコンサルティング(ワンストップサービス)ニーズの高まりに応えるため、平成19年1月主な業務として、新規創業・起業支援、事業再生・改善計画書の策定支援、資金繰り支援、相続・事業継承支援(M&A含む)などの“総合コンサル会社”として設立しました。
Topics
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◇労働条件通知書(雇用契約書)の見直しはお済ですか?
気づけばもう3月。年度末は業務が立て込み、あっという間に時が過ぎていくように感じます。
この時期は、新年度を控え従業員の入れ替わりが特に多く、比例して採用に関するトラブルも起こりやすくなります。
採用に関するトラブルの多くは、採用する側が提示する労働条件と、採用される側が受け取る労働条件の認識のズレが原因といわれています。働き手不足といわれる昨今、せっかくの人材採用の機会を失わないよう、労働条件通知書(または雇用契約書)はしっかりと整備しておきたいものです。
そこで今回は、労働条件通知書(雇用契約書)を見直す際のポイントを以下に紹介いたします。
しばらく見直していない!という方は、ぜひ参考にしてみてください。
ポイント① 更新の条件を明記しているか アルバイト・パート従業員の採用により有期契約を結ぶ場合は、更新の条件を労働条件通知書等に明示しておくことが重要です。
会社が「次回契約は更新しない」と従業員に通告したとき、更新しないことについて理由を求められることがありますが、更新基準があれば「基準に満たない」等の根拠を説明することができ、トラブルを防止することができます。
ポイント② 固定残業代の記載はあるか 雇用契約書等に固定残業代の記載がない場合は、たとえ雇用契約書に明示した賃金額が残業代込みであったとしても、法的に残業部分は無効とされ、記載の賃金額がそのまま基本給とみなされてしまう場合があります。
少なくとも、金額または残業時間数のどちらか一方だけは記載するようにしましょう。
ポイント③ 雇用契約書の活用 ひと手間はありますが、労働条件を一方的に提示するだけの労働条件通知書よりも、労使での署名押印を要する雇用契約書の方が、言った、言わない等の行き違いによるトラブルを防止する上で有効です。
以上のほかにも留意点はいくつかあります。
見直しの際、お困りでしたら一般社団法人ベクトルまでご連絡下さい。
文書作成日 平成30年3月9日